【受験勉強】14時間くらい勉強を続ける方法

こんにちは。東大合格のために1日何時間勉強していましたかと聞かれたら、私は14時間と即答できます。

今回は、受験勉強をしている方に対して、モチベーションアップに役立つ私の持論を紹介します。

私は受験生だった頃、特にセンター終わって2次試験までの間は、実際に1日14時間くらい勉強していました。

この記事では、人は1日14時間勉強できるという話と、これを続ける方法、そして14時間使って何をするかをお伝えします。

24時間のうち14時間は勉強に回せることの証明

時間は全員に平等で1日24時間与えられています。(ここでは自転周期の僅かなずれや相対論効果は無視しています)

全員24時間持っているとして、このうち、勉強以外の生活に必要な時間を引いていきます。

まず、1日7時間はきっちり寝ましょう。多くの成功者が口を揃えて言うように、寝る時間を削って勉強してもあまり身にはなりません。

食事の時間は3食合わせて1時間とします。受験生の多くは実家暮らしだと思うので、食事の準備や片付けの時間は無いものとしています。

次にシャワーや入浴、歯磨き、トイレ等に使う時間を全部ひっくるめて1日1時間とします。

最後に娯楽や運動、ぼーっとしている時間も必要だと思うので、これらを合計で1時間とします。

ここまでで、1日10時間使ったことになります。この10時間は人が健康で衛生的かつ、人間として惨めではない生活を送るために必要な最低限の時間だと思っています。

日本国憲法25条で認められている健康で文化的な最低限度の生活とやらは、10時間あれば営めるということです。

そして、余った14時間は全て勉強に回すのです。

これで人は1日14時間勉強できることが証明されましたね。証明されたとみなします。(異論反論は認めます)

あとはこれを実行してみるだけです。

14時間の勉強を毎日続けることの難しさ

1日14時間あれば、色々なことができます。

とはいえ、これは並大抵の覚悟で成し遂げられることではありません。

目標を軸にした強い意志が必要となります。

そのためには、絶対に絶対に何があっても合格するんだという激しい感情を持ち続けることが大切です。

私の場合、焦りとか劣等感が原動力となっていましたね。このままではまずいという感情が大きかったと思います。

私の高校はそこまで偏差値の高い高校ではなく、東大を目指すような生徒は私の他にはいませんでした。

東大を受けるというのは、中学1年から特殊な訓練を受けてきた灘とか開成などの生徒たちと戦うということを意味します。

彼ら追いつくために、私は14時間やらなければならない、という思いが強かったのが続けられた要因だと思います。

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14時間で何をするか

時間を確保しても、使い方が良くなければ勉強の成果は上がらないでしょう。

受験生をやっていると、勉強の質を上げろということをよく言われるかもしれません。

つまり、14時間ダラダラやってしまうことは避けなければなりません。要は、飽きが来ないようにしたいわけです。

ここでは、私が受験生だった頃に実際にやっていた方法を紹介します。

まずは、現状をしっかりと把握しましょう。

やらないといけない科目の優先順位を三段階でつけてみます。たいていは、不得意で補強しなければならない科目の順となるでしょう。そして、苦痛な順ともだいたい一致していると思います。

私の場合、英語と古文漢文が優先順位が高く、数学、地理、現代文が真ん中くらいで、物理と化学が一番得意で長時間問題を問いても苦痛を感じない科目でした。

基本戦略としては、苦手で優先順位の高いものをやるという意識で挑むのですが、やはり科目毎に飽きは来るものなので、その飽きは拒まずにより自分にとってより楽な科目に逃げるという作戦です。

例えば、受験生だった頃の私のある日のスケジュールでは、まず午前中に英語の長文読解の問題をノルマは決めずにひたすら解いていきます。

大問1個解いたら、答え合わせをして解説を読んで、はい次の大問、という感じです。

3時間くらい解いていたら、もう英語は見たくないという気持ちになったので、数学の問題集を始めました。

数学は昼食などをはさみつつ、合計で5時間ぐらいやりました。そうすると、流石に数学も嫌になってくるので、物理に逃げて、その日は最後、物理のまま走りきったという感じです。

調子がいい日は一日中漢文だけの日もあったり、逆に物理や化学も見るのがいやという日もありました。

今日は絶対に英語をやるんだと決めた日には、あえて英語の勉強の用意しかせずに自習室にいくことで、逃げ道を断つということもやったことがありますが、これはあまりおすすめしません。最低限、一番好きな科目1つを逃げ道として用意しておくべきです。

また、これとは別に、英単語と熟語、古文単語と漢文の用字はそれぞれ30分ずつインプットの時間を毎日とっていました。

それぞれの「帳」をベッドの脇に置いておき、起きた直後に英単語・熟語・古文・漢文の4つの内2つ、寝る前に残りの2つというノルマでやっていました。

定着力を高めるために、1週間は同じ内容をやります。

例えば英単語帳でUnit1, 2……と分かれているなら、1周間はUnit1をやり続けるといった具合です。経験上、1234,1234,1234,1234のように繰り返すよりも1111,2222,3333,4444と繰り返したほうが、よく覚わるような感じがしています。

英単語や古文単語などは基礎体力づくりというか、毎日続ける系の勉強ですね。

こういったコツコツ系の勉強は毎日ちょっとずつ、がっつり問題を解く系の勉強は5,6時間使って一日で仕留めるという感じで分けると、やることリストを効率よく消化していくことができます。

まとめ

1日14時間の勉強時間を確保して、嫌いな科目から初めて飽きてきたらだんだん苦痛を感じない科目に逃げていくという方法をご紹介しました。

相当ぶっ飛んだことを書いているという自覚はありますが、これを1年位続ければ、確実に希望の大学に受かりそうな気がしてきませんか?

まあ、絶対に受かるとは言えませんが、もし勉強量を増やしたくて、精神面での覚悟はできているという方は1日14時間法を、是非試してみてください。

流石に最初から14時間やるのは厳しすぎると感じるという方もいらっしゃると思います。すこし緩めた10時間勉強の記事も出していますので、よろしければこちらもご覧ください。