こんにちは。たまけんです。
以前、このブログでは一日14時間くらい勉強を続ける方法という記事を投稿しました。
上の記事ではヒトは一日14時間勉強することが可能だということを証明(?)しましたが、流石に力技が過ぎるかなと思い、この記事ではまずは10時間ということで話を進めていきたいと思います。
今回は生活習慣別に、具体的なタイムスケジュールをいくつか提案させていただきます。実際に10時間勉強するときに役立つ話メインで、モチベーション維持に関してはまた別の記事でお話したいと思います。
前提として、学校や塾の授業が無い日のスケジュールなので、土日や長期休暇中にご活用ください。
普通型、朝型、夜型、塾型の4タイプに分けて紹介していきますので、ご自身に合いそうな型で挑戦してみたください。
どの型も一日8時間睡眠と一食30分以上とることを想定しています。
普通型:2-2-2-2-2
普通型はまず午前中に4時間、午後に6時間割り振る型になります。2時間を1セットとして、休憩をはさみつつ5セット回すというスケジュールになります。
図の灰色の部分が睡眠、黄色が勉強(2時間)を表しています。
朝食1時間半、昼食1時間、夕食2時間となっていますが、これは自由な時間を含んだ値です。また、セット間の休憩はそれぞれ30分となっていますが、食事の時間と合わせて微調整が可能です。
普通型は一番オーソドックスというか、一定のリズムのスケジュールです。
とりあえず10時間勉強法を試してみたいという方には一番おすすめの型となっております。
いつかと言わず、ぜひこの土日に試してみてください。
朝方:2-3-3-2
普通型に比べて、午前に1時間多く振った形になります。下の図では黄色が2時間、オレンジ色が3時間を表しています。
部活をやっていたなどで、普段から朝早かった方やもともと朝勉強する習慣のあった方には、こちらのスケジュールがおすすめです。
ポイントは、5時に起きて30分程経ってから勉強を始めるところです。外を散歩したりシャワーを浴びたりして、しっかり目を覚ましてから始めることで、覚醒状態かつまだ脳に何も入れていないという最高の状態で勉強することができます。
午前中の時間割はこれ以上いじるところは無いと思います。アレンジするとしたら、2時間と3時間を入れ替えることくらいでしょうか。
対照的に、午後はかなり自由に時間を使うことができます。図では13:00からまず3時間、30分の休憩、その後2時間という事になっていますが、夕食の時間も含めて色々な時間割が考えられます。
午後の時間に余裕ができるのがこの型の魅力だと思うので、趣味や娯楽に興じるもよし、さらなる高みを目指して勉強するのもよしです。(画家が休憩に絵を書くみたいな話ですね)
ノルマは早いうちに前倒しで片付けてしまいたい性格の方には特に合っていると思います。
今まで後回し癖のあった方でも、これから変えていきたいと思っている方もぜひ試してみてください。
夜型:2-3-2-3
夜型では、10時間を午前に2時間、午後に8時間割り振っています。
想定している起床時間も7:00と他の型に比べて遅めで、朝食も2時間取ってあります。就寝時間を24:00にして、起床時間を8:00にするのもありです。
午前中はゆるゆると、昼食後から本気出すといった感じでしょうか。夕食の後3時間勉強して一日が終わります。
私の場合、夕食後の勉強が意外と捗っていて、基本は朝型でしたが夕食後も気が乗れば追加で勉強するといった感じでした。
人によっては夕食後に絶対勉強できないという方もいるとは思いますが、そうでないという方には非常に馴染みやすいスケジュールだと思います。
塾型:(1)-3-3-3-(1)
こちらの型は、塾の自習室などで、一気に集中して勉強したいという方向けです。他の型と違って、基本3時間が1セットとなっています。
3時間×3を自習室でこなして、余った一時間は起床後か就寝前に補充します。この1時間は英単語や古文単語、地理歴史などの暗記をするのに丁度いい時間です。
図で青色で示されている部分は1時間を表しており、朝か夜のどちらか片方だけという事になっています。強いて合計10時間に合わせるのであれば片方ということになりますが、両方やってもいいでしょう。
緑の部分は移動時間です。おそらくほとんどの塾で自習室が9:00に開くだろうという想定で、9:00に塾に着くスケジュールを立てました。
塾型の一番のメリットは、なんといっても誘惑の少ない自習室を利用している点でしょう。
ただ、塾に通っていないとこの方法は使えないので、街の図書館で代用するのも手です。
私の高校の図書室にはそこそこの広さの自習スペースがついていて、しかもほとんど人が居ない環境だったのでよく利用していました。日曜日は高校の図書室が使えないので、塾に行くという感じでした。
自習室に行くと勉強スイッチが入るといいますか、やはり誘惑が無いのはとても大きいと思います。
加えて、暗記をやるのに丁度いい1時間もスケジュールに組み込まれています。
塾では演習系、家では暗記系という感じで場所を使い分けるとメリハリが付きます。塾で演習をやることにすれば、分からない問題を質問する事もできます。
個人的にはこれが一番おすすめの型です。
終わりに
今回の記事では、1日10時間勉強する際の4つの時間割を紹介しました。
個人個人で具体的な生活リズム、食事の時間などが異なるでしょうから、推奨スケジュールではなるべく長めに食事の時間とって、多少スライドできるようにしてあります。
本記事の図を参考に、自分のスタイルに合わせてアレンジしていただければと思います。
また、日によって型を変えるのも全然ありだと思います。例えば、基本家で勉強する日は夜型で、時折気分を変えるために塾型といった感じでしょうか。
1日10時間勉強すれば、相当たくさんのことが身につくはずです。
ぜひ継続して合格を勝ち取ってください。