ここ約3ヶ月間、1日2食の生活を続けているこたつです。
最近LIFESPAN老いなき世界という本を読みました。この本をはじめ、色々な書籍で空腹こそが最高の健康法ということを色々なところで目にしますね。
空腹といっても、数日間絶食とか極端なことではなく、空腹の時間を十分とって腸を休ませようというお話です。
物は試しにと思って、昼を食べないという生活を実践してみました。
ついでに、ダイエットの一環として食べる量を減らすという目的もあって始めたのですが、思いの外メリットがたくさんあったので、一つ一つ詳しくご紹介します。
単純に痩せた
まず、一番大きなメリットが、単純に痩せたということです。3ヶ月で大した苦労もなく5kgくらい痩せました。
それまでも、ものすごく太っていたわけではありませんでしたが、全体的にダボっとしていてあまり見た目に自信がありませんでした。
それで、1日2食生活を始めるに至ったわけですが、今の所このまま続けていけば、目的は達成しそうな感じです。
単に昼を抜くだけで、朝ごはんと夜ご飯の量は変えていません。
昼を食べないと3時くらいに空腹感がするのではないかと思うかもしれませんが、空腹感を感じるのは最初の4日間くらいで、一週間続けると全然意識することはなくなりましたね。
ライフスタイルが規則正しくなった
空腹時間を十分とるのが重要だと聞いていたので、1日2食生活をするにあたって、まず朝食と夕食の時間を決めることにしました。
私の場合は朝を7時、夜を5時に食べることにしました。
食事の時間が決まったことで、その前後にすることの時間も自動的に決まり、運動や睡眠の時間もだいたい決まってきて、いつの間にかものすごく規則正しい生活を送るようになっていました。
すると、英語学習やピアノの練習など、毎日続ける系の時間を自然と確保できるようになり、完全に1日のルーティーンとして組み込むことができるようになっていました。
具体的に私の朝のルーティーンをご紹介します。
朝5:30に目覚ましを設定していますが、大抵目覚ましより少し早く目覚めます。起きてしばらくしたら、英単語帳を開いてその日のノルマをこなします。
シャワーを浴びてから、朝食の準備をします。朝食はだいたい7時から食べ始めます。
朝を食べ終えたら、小さめのりんごをかじりつつコーヒーを飲みます。私が1日で最も楽しみにしている時間です。(りんごが旬でない時期は他の果物で代用)
次にやるのはピアノの練習(最近はハノンという本をやってます)で、これもノルマを決めているので、その日の分を弾きます。弾き終わると、大体8時ちょい過ぎくらいになります。
ここまでが朝のルーティーンで、以降はその日の講義や実験の予定に合わせて変動します。
「5時に夕食を食べる」から始まる夜のルーティーンも大体決まっていて、このように毎日規則正しく実行しています。
以前から英語学習などのやるべきことをルーティーン化しようと思っていはいたのですが、なかなか続きませんでした。それが1日2食をやって、なんとなく生活習慣に対する意識が上がったのかはわかりませんが、自然に続くようになったのは驚きです。
昼の時間を有効に使える
昼ごはんを食べるために勉強や作業を中断する必要がなくなったのも大きなメリットだと感じています。
コロナ禍以降、昼の時間に家にいることが多くなりました。午前中は家で授業を受けたり自分の勉強をしたりしていて、そのまま昼も通しで勉強を続けています。
以前、昼ごはんを食べていた頃は、特に2限に講義がある日には講義の終わりと同時に昼ごはん食べないとと考えてしまって、一瞬で集中が切れていました。
昼食を実際にとっているのは10分くらいだとしても、準備したり片付けたり、食べ終わった後もスマホを触ったりで、なんだかんだ1時間以上使ってしまいますよね。
しかし、昼を食べないことで、昼食前後のロスがなくなり、昼の時間を有意義に使えるようになりました。
昼の時間を有効に使えた分、その日の大学の勉強や実験や細々とした作業が早めに終わるようになり、1日のスケジュールにも、全体的に余裕が生まれました。
もしかすると、ルーティーンが自然に続くようになったのは時間に余裕ができて、決めた時間に決めたことを実行できる環境が整ったからかもしれません。
朝ごはんと晩ごはんのクオリティが上がった
昼ごはんを食べない分、時間と食費がだいぶ浮くので、その分朝と夜に使うことにしました。
昼を食べないことで1時間浮いたとすると、朝食と夕食の準備の時間がだいたい15分ずつ増えたぐらいな感じです。
ただし、食べる量を増やしてしまっては元も子もないので、主食をわずかに減らしておかずを1品増やしたり、ちょっと時間をかけてトッピングが豪華なラーメンを作ったりするなど、質が大幅に改善しました。
1日2食生活を始めてから、健康に対する意識も向上して、献立も塩分少なめ野菜多めにしたりと、満足度以外に栄養面でも質が上がったことを実感しています。
元々外食やコンビニ弁当などで済ませることは少ない方で、男子大学生にしては珍しく、ほとんど毎日自炊していました。
コロナ禍で、さらにこの傾向が強まり、最近は準備に使える時間も増えたということで、メニューのバリエーションがかなり豊かになったなと感じています。
そのうち、簡単かつ栄養価の高いメニューを紹介するシリーズ記事でも書こうかと思います。
おわりに
1日2食生活の最大の功績は、昼を準備したり食べたりする時間がなくなったことだと結論付けます。
これにより、1日の時間に余裕ができて、ルーティーンが維持できるようになったり、朝食と夕食のメニューを熟考する機会ができたことで、栄養や健康に対する意識も上がったのではないかと思います。
最後に一応、私は医者ではないということと、この記事を読んで1日2食生活を始めたせいで損害を被ったとしても責任は取れない、ということだけ書いておきますね。
くれぐれも極端な断食ダイエットはしないようにお願いいたします。